FXは、外国為替証拠金取引であり日々変動する通貨の交換レートを利用して差益を得るというものです。証拠金取引では、預けたお金の数倍から数十倍のお金を運用することができる信用取引の一種になり、このため現物保有をしないのがFXの特徴といえます。一方で信用取引といっても、それらを長期ホールドすることは可能です。ただしここでネックとなるのが、スワップポイントの存在です。

スワップポイントは金利と呼ばれますが、それらを保有するための手数料のようなものですが、このさいにその通貨を買いでホールドしている場合には、プラスのスワップになります。反対に売りの場合にはマイナスのスワップになります。このため買いで入った場合には保有しているだけでスワップポイントが貯まることになります。このためホールドし、通貨の価値が変動しなくても利益を得ることが可能です。

一方で売りから入った場合にはマイナスになり、保持するためにはスワップポイントを支払い続ける必要があります。このため通貨の価値が変動しない場合でも損失が増え続けることになります。いずれにしても、証拠金に十分な余裕があれば長期間のホールドを行うことは可能ですが、証拠金が減る場合には証拠金を新たに追加しなければ強制決済であるロスカットをされるリスクがあります。反対にいえばFXでは、ロスカットされるので多くのケースで証拠金以上の損失を被ることがない仕組みとなっています。

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